ドコモデータとドコモ独自のAIエンジンを掛け合わせた クレジットカード事業者様向け広告ソリューションの提供を開始
~カード発行予測ファネル~
株式会社D2C(本社:東京都港区、代表取締役社長:高田 了、以下D2C)は、「クレジットカード」の事業者様向けに、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)が保有するデータと、ドコモの独自AIエンジン「docomo Sense™」の拡張機能を活用した広告ソリューション、「カード発行予測ファネル」の提供を開始いたしました。
クレジットカード事業者様において「新規カード会員の獲得」は重要な指標の一つであり、広告においてはその獲得効率が求められています。そのため、顕在層にアプローチが可能なリターゲティング広告等が活用されていましたが、近年のCookie規制等の影響により、リターゲティングのボリュームや質の低下、それによる効果効率の悪化が懸念されております。
今回提供を開始した「カード発行予測ファネル」は、ドコモが保有するアプリインストールログやアンケートデータ等のデータを活用して、特定カード所有者の傾向を分析し、更に「docomo Sense」を介しドコモユーザー約9,900万人(※1)を対象に、カードを発行する確率に従ってユーザーをスコアリングし、それらを広告配信に活用するソリューションです。
このソリューションにより、ユーザーからの申し込みからクレジットカードの審査を通過し、発行見込が極めて高いと予測できるユーザーに訴求することはもちろんのこと、対象ブランドを認知していない潜在層、認知しているが発行までには至らなかった準顕在層にも、それぞれの層に適した異なるアプローチが可能となります。
具体的には、サービスへの関心度が高い順に上位・中位・下位とユーザーを分類。例えば、上位層には獲得効率のよい運用型アドネットワーク広告のdocomo Ad Networkを活用し、カード発行・入会を促すコンバージョンを意識したプロモーションを実施。中位層にはアンケート形式のプレミアパネル等のメニューを活用して、サービスの理解促進を狙ったアンケートプロモーションを実施。下位層には、動画広告にて配信が可能なThe Trade DeskやLemino ®、YouTubeなどを活用して、広くサービス認知拡大を狙ったプロモーションを実施するなど、各ユーザー層に対する訴求内容に最適な媒体を掛け合わせた広告配信をご提案します。
また、本ソリューションによる広告配信実施後は、その広告配信結果および広告配信ログを基に、改めて「docomo Sense」を活用した分析スコアリングを実施します。この分析スコアリングと広告配信を繰り返すことで、正解データの増加・分析精度に向上により、顧客拡大・獲得効率の最適化が期待できます。
ご活用を検討いただける場合は、事例のご紹介や詳細なプランニングも可能です。お気軽にお問合せください。
■ 「docomo Sense」について
dポイントクラブ会員基盤上で得られた、多様なオンライン・オフラインのデータを解析し、深く正確にユーザーを理解できるドコモ独自の顧客理解/拡張推計エンジンです。「docomo Sense」の特徴である、ユーザーの理解と最適なターゲティングを活かし、自社マーケティングや、広告配信、CRMへのご活用が可能です。なお、用いているデータはお客さまから事前に利用許諾をいただいております。
※1 2023年12月末時点
※ 「docomo Sense」、「Lemino」は、株式会社NTTドコモの商標または登録商標です。
■ D2Cについて
D2Cは、2000年6月1日に、株式会社NTTドコモ、株式会社電通、株式会社NTTアドの3社合弁で設立された、デジタル広告/マーケティング会社です。D2Cでは、NTTドコモのメディアを中心とした広告事業を展開しています。また、広告代理店事業、制作・クリエイティブ事業、インバウンド事業などを展開するD2Cグループを擁し、グループ全体で「統合マーケティングパートナー」標榜し事業を推進しています。
【本プレスリリースに関する問い合わせ先】
株式会社D2C アカウント3部 村上/高野
E-mail:nac3@d2c.co.jp